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正しいスキームの意味とは?ビジネス上で実践活用できるポイント9選

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正しいスキームの意味とは?ビジネス上で実践活用できるポイント9選

最近では、ビジネス用語として様々なカタカナ文字が使われるようになっていますが、そのいずれも正直言って「わかりにくい」言葉が多くなっています。

特に最近では、東京都の築地市場移転問題に伴って、小池都知事が使って話題になったレガシー(遺産)など、ニュースなどで紹介されたことを契機に、一般市民にも広まっているビジネス用語も多く生まれるようになりました。

こういった新規に流行した用語の意味は、実は正しく理解されていない事の方が多いのではないでしょうか?

ここでは、正しいスキームの意味と、ビジネス上で実践活用できるポイント9選についてご紹介していきます。

 

『スキーム』の本当の意味って?!知っておきたい使用法3つ

正しいスキームの意味とは?ビジネス上で実践活用できるポイント9選

ビジネス用語の中でも、最近では雑誌やニュースなどでも使われるようになった『スキーム』。

このスキームと言う言葉は、意外な事に正確な意味を言い当てられる人は少ないのです。

ここでは、スキームの意味と使い方について、一般的によく使われる意味を3種類ご紹介していきます。

いったい『スキーム』にはどういった意味があるのでしょうか?

 

1.『枠組みを伴った計画』『計画を伴う枠組み』と言う意味

正しいスキームの意味とは?ビジネス上で実践活用できるポイント9選

スキームと言う言葉の使い方としては、「こういう事業スキームをどう思いますか?」などと、スキームの前に「事業」「建設」「進行」など、何らかの工事やプロジェクトが関わっているような言葉が付きます。

というのも、本来の「スキーム」と言う言葉の意味は、「枠組みを伴った計画」「計画を伴う枠組み」という意味だからです。

ただの計画とは違って、予算の制限や構造物の寸法制限など、なんらかの制約や限度が定められている計画と考えてもらってもいいでしょう。

 

2.『流れが明確になっている計画』と言う意味

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スキームには、同じ計画であっても「流れが明確になっている」という意味があります。

計画を流れに沿って表現するならば、一般的には次のとおりになるでしょう。

(1)スタート・・・計画のきっかけや目的を表す部分です。

(2)中継地点・・・計画を実現するために必要な行動や準備を表す部分です。

(3)ゴール・・・計画と実現できたときの成果やメリットなどを表す部分です。

一般的な計画であれば、スタートとゴールは明らかになっているものの、どのような方法でゴールにたどり着くのかは、概略程度にしか記載されていないのが一般的です。

一方、スキームが表す「計画」とは、スタートとゴールが明らかになっているのはもちろんですが、中継地点で行うべき行動や準備が、できる限り具体的に明記されており、実際にどのように行動に取り掛かるのか、その方法まで明確になっているのが特徴と言えます。

例えば、家の建築で例えると、土地の購入→家の規模を決める→内装を決める→工期を決める、と言うようにゴールであるマイホームにたどり着くまでには、ある程度流れがわかっていますよね。

このように、「あらかじめ計画が具体的になっているもの」を『スキーム』と捉えてもよいのではないでしょうか。

 

3.『ルールを定める』という意味

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先ほどもご紹介したように、スキームには「順序がある程度分かっている」ことや、よりステップを重視した「計画」であるという意味があります。

それの同種の意味で、これらの流れを「ルール」と位置付けて、ルールを定めながら計画を実行するという意味も、スキームと言う単語には秘められています。

例えば、フランチャイズ契約は、オーナーが親企業の加盟店となることで、企業からビジネスノウハウを提供してもらう代わりに、売り上げの一部を企業にロイヤリティーとして支払うものですが、この際のロイヤリティーを支払うという根幹の仕組みこそ「スキーム」と呼んでもよいわけです。

 

ビジネス現場で欠かせない!『スキームの意味とその表現法』3つ

正しいスキームの意味とは?ビジネス上で実践活用できるポイント9選

スキームと言う言葉は、より具体的になっている計画を表す意味があるのですが、特にビジネスの世界においては、スキームと言う言葉を使う機会が多くなっています。

それは、スキームと言う言葉に「継続の見込みがある」と言う意味があることから、ビジネスの拡大を目指す計画やビジネスの立ち上げに関する計画など、特に「継続性」を強調したい計画において、あえてスキームと言う言葉を使うことが多いのです。

ここでは、実際にビジネス現場で、どのようにスキームという言葉を使っているのか、いくつか例示してみたいと思います。

知っているけれど使用したことがないという方が多い『スキーム』。実際のビジネス現場ではどのように使用されているのでしょうか?

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1.『基本の計画や構想』という意味

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政治や経済の分野では、よくプロジェクトのことを、「基本計画」や「基本構想」と表現することがありますが、この言葉を置き換えてスキームと呼ぶ場合も多くなっています。

特に、事業の枠組み、いわゆるビジネスモデルをあえて「事業スキーム」とか「ビジネススキーム」と呼ぶことも多いです。

特に「計画」「構想」と呼んでもいいのですが、なぜスキームと呼ぶのかは、正直言ってわかりません。

ただ、その計画や構想を、できる限り美しく見せるためであったり、他の用語との統一性を図るために、スキームと言う言葉を使うことは、ビジネスの世界において多いようです。

また、官公庁の関わるプロジェクトにおいては、特に「スキーム」と言う言葉を使うことも多くなっています。

 

2.『様々なビジネスモデル』という表現

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ビジネスにおいて、収益を得られる仕組みを表現するために、「スキーム」と言う言葉を使うこともしばしばあります。

昨今のビジネス業界で言えば、スマートフォンアプリのアイテムをユーザーに購入してもらうことで収益を得るビジネスモデルは「課金スキーム」と表現されます。

同様に、フランチャイズ契約を交わしてロイヤリティー収益を得るビジネスモデルなら「ロイヤリティースキーム」ですし、販売数量ごとに収益が得られるビジネスモデルは「販売スキーム」となるわけです。

このように、利益が得られる仕組みのことをスキームと呼ぶことは、最近になって増えてきたと言ってもいいでしょう。

例外としては、倒産した会社の再建や、業績が悪化している会社の再建について、管財人や協力者が計画を立てて取り組む際の計画を「企業再生スキーム」と呼ぶこともあります。

 

3.『評価や審査の仕組み』という意味

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スキームと言う言葉は、評価や審査の仕組みを表現する際にも使われることがあります。

例えば、社内における昇任や昇給の決定について、試験と上司の評価を組み合わせて判断する仕組みがあったとすれば、単純に「評価スキーム」とか「昇給スキーム」などと、決定する流れを呼称することもできます。

同様に、何らかの許認可を得る場合も「認可スキーム」などと、実際の手続きの流れや許可・不許可の基準などを表現するときに「スキーム」と言う言葉で言い表すこともあります。

 

場面によって意味が違う?!『スキーム使用上の注意点』3つ

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それでは、ここからスキームという言葉の実際の使用例を見ながらいくつかご紹介したいと思います。

スキームと言う言葉は、日本古来ではなく、当然外国のビジネス用語が起因となって日本にやってきている言葉です。

つまり、外国での意味と、日本で用いられる際の意味とでは、若干異なる場合もあるのです。

ここでは、そういった国ごとの違いや、微妙なニュアンスの違いについてご紹介していきます。

いったい国籍やビジネス相手ごとに、どういった違いがあるのでしょうか?

 

1.相手によっては『悪いビジネス』という意味になる点

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日本では「利益」とか「順序だった計画」と言う意味で、とてもプラスの意味の言葉として多用されている「スキーム」ですが、アメリカでは真逆の意味にとられることもあるのです。

と言うのも、アメリカでは、スキームの意味に「悪だくみ」「陰謀」という意味が含まれているので、ビジネスの現場ではあまり使うべきではない言葉とされているのです。

一方、同じ英語圏のイギリスでは、スキームと言う言葉に「公共」という意味を持たせているので、むしろビジネスにおいて使うことは何の問題もないのです。

このように、受け取る側の国籍などに考慮しなくてはならないビジネスがあるならば、スキームと言う言葉を安易に使わず、一度メンバーや取引先を確認した方がいいでしょう。

 

2.『プラン』と『スキーム』二つの言葉は重要度が違うという点

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スキームと言う言葉に似たような言葉で、「プラン」と言う言葉があります。

どちらを使ってもよさそうなものですが、その意味の相違点を理解して使わないと、ビジネスの重要度が先方に伝わらない場合もあるので気を付けましょう。

一般的に「プラン」と言う言葉には「計画」と言う意味がありますが、がちがちにかまった計画ではなく、むしろ「予定」や「方針」といった、これからでも変更される場合がある事をにおわせた言葉となっています。

それに対し「スキーム」は「仕組み」や「体系」といった意味もあるので、もう具体的に「計画」が出来上がっていることを表現している意味があります。

使い分けるならば、まだまだ外部の意見で内容が変更できる、変更を前提としている場合は「プラン」であり、その練り直しの結果、完成した具体的な行動計画が「スキーム」と考えてもらってもいいでしょう。

 

3.『フレームワーク』とは根本的に意味が違うという点

正しいスキームの意味とは?ビジネス上で実践活用できるポイント9選

プランと言う言葉に似たような言葉で、最近のビジネスシーンで多用されているのが「フレームワーク」と言う言葉です。

「フレームワーク」という言葉を日本語で直訳すれば「枠組み」と考えてもらうとよいでしょう。

フレームワークとスキームの違いは、明確な計画を有しているかどうかの違いです。

フレームワークは、計画を進めるにあたって必要な「仕組み」や「規則」のことであるのに対して、スキームには持続的に続けていく行動を定めている「計画」が伴っているのです。

ですので、ビジネスシーンにおいて、これから話し合いを始めていくならば、フレームワークを定めて話し合いの進め方を決め、方向性が定まり、具体的な行動を伴う計画が出来上がった時点で「スキーム」と呼称するのが自然でよいでしょう。

 

まとめ

正しいスキームの意味とは?ビジネス上で実践活用できるポイント9選

昨今のビジネスシーンでは、「スキーム」に限らず、さまざまなカタカナ語や英語由来の専門用語など、様々なビジネス用語を耳にするようになりました。

こういった言葉をどれだけ使うかは、その業界や企業の基質によって異なってきますが、実際に言葉を使う私たちとしては、どの言葉を使えば自分たちの主義や主張、計画や提案が先方に理解してもらえるかを考えて、用いる言葉を決めた方がいいでしょう。

実際、慣れないビジネス用語とはいえ、業界で使われている言葉である以上、その意味はぜひ理解しておくほうがいいでしょう。

特に、先方の業界基質や企業基質を考慮して用語を用いれば、トラブルも回避できるので、ぜひこの機会にビジネス用語の意味を再確認してほしいと思います。


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