人間関係

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

更新日:

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

職場と言うものは、さまざまな人間が、さまざまな価値観を持って同じ場所で働いているものです。

そもそも、育ってきた環境が違う人たちが、共通の目的に向かって共に働くと言うのは、非常にすごいことであると思います。

そんな環境であるがゆえに、職場で勤務中に嫌がらせを受けたり、同僚から無視をされたりといったいじめを受ける場合も、次第に増えてきています。

特に、最近では企業の業績が悪化するなどの影響があり、会社内のモチベーションが低下する中で、職場のいじめが深刻になっているのも事実です。

今回は、そんな職場でのいじめに遭ったときに、どのような対応ができるのか、その方法をご紹介したいと思います。

 

職場いじめかどうか判断する3つの基準

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

実際に職場でいじめが起きたとき、みなさんはどのように対処しているでしょうか?

実際、職場いじめも学校いじめも、いじめに変わりはありません。

どちらのいじめも、放っておいても無くなることはまれで、大人が行う職場いじめの方が、陰湿でエスカレートしていく可能性もあります。

なにより、どこまでが「いじめ」なのか、わかりにくいと言うのも現実としてありえます。

職場のいじめとはどのような場合を指すのか、いくつかポイントを考えてみたいと思います。

1.そのいじめの種類を見極める

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

職場でいじめを受けている場合は、そのいじめが「モラハラ」(モラルハラスメント)にあたるのか、あるいは「パワハラ」(パワーハラスメント)なのか「セクハラ」(セクシャルハラスメント)なのか、いずれかにあたるのかどうかを見極めましょう。

例えば「モラハラ」は同僚や部下から受ける嫌がらせやいじめのことで、上司から受ける嫌がらせやいじめのことを「パワハラ」といい、いじめを行う主体が「上司」であることが特徴です。

スポンサーリンク

また、性的な言動で異性の社員にいやがらせやいじめを行うことは「セクハラ」になるわけです。

いずれにせよ、その内容がどうなるかによって、いじめへの対処法が違います。

また、訴えるべき機関も変わってくることがあるので、まず自分が受けているいじめの種類を見極めてみることをお勧めします。

2.健康被害が出ているか見極める

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

いじめを受けている側にとって、自分だけが「いじめ」なのかどうかを判断すると、周りにはそう見えていないのではないかと被害を訴えにくいケースもあります。

例えば、先輩が後輩に指導しているときの様子があきらかにモラハラであるにもかかわらず、周りから見れば「ふざけあい」とも取る場合があります。

被害を受けている自分は「いじめ」なのに、周りが「ふざけあい」と取る場合、この齟齬がいじめの被害を訴える場合にネックとなる場合もあるのです。

では、自分が本当にいじめに遭っているのを、どのように立証するのがいいか考えなくてはなりませんよね?
その場合、もっとも確実なのは健康被害です。

胃痛、うつ病など、いじめによるストレスが原因と思われる健康被害は多数存在します。

健康被害が出ると言うことは、その分仕事にも悪影響を与えていることは事実ですので、健康被害を主因にして職場のいじめを訴えることができるでしょう。

3.周りに理解者がいるかを見極める

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

そして、職場のいじめが実際に行われているかどうか、最終的に判断するのは人事や労務に関するセクションです。

そこでは、本人からの申し出、上司からの聞き取り、そして同僚からの聞き取りの3要素を把握してから、最終的に職場のいじめかどうかを判断するのです。

問題は、上司や同僚など、自分の現状を「いじめ」と認識してくれていたかどうか、つまり理解者であるかどうかを見極めなくてはなりません。

上司の場合は、少し立場が深刻です。

自分のいじめを認定してしまうと、管理職としていじめの抑止ができなかったのか、管理職として責任を問われることになりますから、なかなか部下のいじめを認定することは難しいかもしれません。

そして同僚の場合は、まだ自分の味方になってくれる可能性が高いでしょう。

ですが、同僚としては自分の発言で上司や先輩を加害者に認定してしまうことになるのですので、その引き金になってしまう発言を控えようとするのも事実です。

スポンサーリンク

いずれにせよ、自分の職場いじめに対する理解者を得られるためには、ハードルが高い場合もありますので、慎重に見極めることが必要です。

 

職場いじめに対処する3つの行動

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

実際にいじめに遭っているとき、いじめから逃れたいとばかりに、正常な判断ができない場合もあるでしょう。

しかし、こんなときだからこそ、自分の身を守り、最終的に自分が職場いじめの被害者であることを立証できるように、行動を起こさないといけません。

前の章で、自分の職場いじめに対する理解者を見つけることについて述べましたが、立場が立場ゆえに、理解者が現れないこともあるでしょう。

その場合は、自分自身が対処する行動を取らないといけないでしょう。

具体的には、次の行動を取っておくことをお勧めします。

1.いじめの証拠を記録する

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

職場いじめに対処する場合は、実際に自分がいじめに遭っている、確実な証拠を確保しておく必要があります。

実際、いじめを受けていることを会社に申し出たり、最悪の場合は弁護士を雇って裁判を起こすことで、いじめを止めさせる必要があるかもしれません。

でも、それぞれの場合でも、いじめがあったことを物的な証拠で証明できなければ、自分だけが「いじめに遭いました」と主張しても、まともに取り合ってもらえない場合もあるのです。

最近では、さまざまなデジタルアイテムの普及で、個人であってもいじめの証拠を物的な証拠として残すことが容易になりました。

例えば、スマホを利用して音声録音や動画撮影したりすれば、いじめに遭っている記録を保存しておくことができます。

あるいは、社内メールや電子メールから、あなたへの暴言や侮蔑の文章を受け取っている場合には、それらのメールなどを保管しておくこともお勧めします。

実際、自分が持っている持ち物の破損など、物的な被害を受けたときは、それがいつ起きて、どれだけの被害をこうむったかを見積書などで記録しておきます。

いじめを受けたのがいつの何時どのような被害を受けたのか。

そのことを明確に記録しておくことを心がけて置くようにしましょう。

スポンサーリンク

2.上司や人事労務セクションに職場いじめの事実を申告する

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

会社と社員と言う関係には、いくつもの法律が関わっています。

特に、従業員と社員との関係は、労働契約法という法律が特に重要となってきます。

実はこの労働契約法第5条には「従業員の生命・身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう必要な配慮をしなければならない義務」が定められています。

この法律を盾にして、「いじめを受けているのは法律違反だ」と、従業員である自分自身が、雇い主である会社に法律違反の改善を図るよう訴えることは何の問題もありません。

むしろ、この法律により、従業員からいじめの被害に遭っている旨の申告を受けた会社は、職場いじめを放置するのではなく、その加害者にいじめ行為を止めるよう指導したり、社内いじめの防止策を講じることが義務付けられるのです。

法律違反というのは、会社としても「法律違反をしている会社」というイメージダウンを避けたいわけですので、ここまでくれば状況の是正を図ることになると思います。

3.労働局に援助の申し立てを行う

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

同僚も上司も、会社の人事労務セクションも職場のいじめ解決に乗り出してくれない場合、どこを頼ればいいのでしょうか。

個人であれば、警察に被害届を出して刑事事件にすることも可能ですが、物的な被害や人身の被害が明確に立証できなければ、刑事事件まで持ち込むことはできないでしょう。

でも、実際にいじめの改善を図るために、訴訟を起こすまでの大きな出来事にするのは、相手の立場もですが、自分の立場も会社内で浮いたものになってしまうので、いじめが改善できても、会社そのものにいづらくなってしまうなどの、副作用も大きいのが事実です。

そんな時には、国の機関である労働局に申し立てを行うことも考えましょう。

労働局は各都道府県に設置されていて、労働者と事業主の間で紛争が生じた場合、いずれか一方から「援助の申立」があった場合にはその解決のために助言や指導を行うことができる機関です。

実際、労働者が同僚や部下から社内いじめを受けているにもかかわらず、その職場いじめを放置したり再発防止策を講じない事業主は、労働契約法5条に定める義務を果たしていないわけですので、そのことに対して労働局が「指導」することができるわけです。

この指導がどこまで効果があるかは、そのときの状況によってわかりませんが、少なくとも会社にネガティブなイメージが付くことになるので、会社としては労働局の指導はできるだけ回避したいでしょう。

 

職場いじめの加害者に共通する3つの心理

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

職場のいじめは、自分が人事異動などで転勤すると、新しい部署の中で被害者になってしまうなど、働いている環境によっては、いつ自分が被害者になるかわからない場合もあります。

もちろん、職場のいじめに遭ったら、今まで申し上げてきた対処法を駆使して、明確な対策を講じることをお勧めします。

あと、この章で申し上げたいのは「君子怪しきに近寄らず」と言うことを、ぜひ実践して欲しいと思います。

やさしく接してくれる人が、何かの拍子に豹変して、自分をいじめるようになったという話は、どこの会社でもよくある話です。

また、自分の成績がよかったり、自分が昇給したりと、ねたみやそねみを契機に職場いじめの被害者になったという話もこれまた多い話です。

ここでは、職場いじめの加害者によくある3つの心理をご紹介しましょう。

そのことで、「この人との付き合いは一線引いたほうがいいな」などと、やっかいな職場いじめに巻き込まれるリスクを軽減してほしいと思います。

1.不安や不満を抱えている

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

どんないじめであっても、人をいじめるということは、不安や不満を抱えている証拠でもあります。

そもそも、現状に満足して、日々幸福に満ちあふれている人は、他人を傷つけようとか困らせようとか、いじめてやろうと言う考えには及びません。

現状に不安や不満があれば、それを一瞬でも忘れたいと言う心理が働き、自分より格下の存在を作り出して、自分の現状を慰めようと言う心理になってしまうのです。

自分は悪いことを何もしていないのに、自分をいじめの対象にしようとするとは、いかにも許しがたいことですよね?

でも、人というのは表面上不安や不満を抱えているかどうか、簡単にはわかりませんから、「この人がいじめをする人なんて」と思われるような人が、いじめをするケースもあるのです。

不安や不満が多い人は、親しくなると他人の悪口や物事への愚痴を言うことが多くなりますから、そのことを一種の指針にしてもいいかもしれません。

2.噂話が好きである

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

いじめに直接関与しなくても、いじめの要因となる噂話を流してくれる、嫌な同僚がいる場合もあります。

もちろん、噂話を盛り上げるぐらいですので、当然いじめの当事者になっていることも多いのです。

私も実際に、根も葉もない噂話に巻き込まれて、職場でのいじめのターゲットになってしまったことがあります。

私がいじめのターゲットになっていることに気づいたのは、休憩時間を一人で過ごすようになってからです。

職場の人たちが、気さくに話しかけてくれていた人もよそよそしくなり、私から話しかけても、どことなくそっけない対応しかしなくなったのです。

その原因は、同じ職場にいた女性のパート職員から「あの人はセクハラをしてくる」との噂話が広まったことが原因でした。

私はいきり立ち、朝礼の場で明確に否定して、女性のパート職員に明確な証拠を提出するように要求しました。

その後、個人的な都合でパート職員は急遽退職し、私の噂話も無くなったのですが、噂話をする人はそれ以降信用できないと今でも思っています。

3.意地を張る

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

もう1つ、私の経験談をお話ししましょう。

当時、職場のOA化がまだまだ進んでいないころ、自分の仕事の効率アップをしたいので、ノートパソコンを購入したのです。

当時は各自に1台のノートパソコンも支給されるわけではなく、自腹でノートパソコンやプリンタまでそろえて仕事をしていました。

もちろん、そのおかげもあって仕事の効率はアップし、成績もアップしたことで、昇給も順調にできていました。

それが面白くなかった私の同僚がいたのですが、私がノートパソコンを買えば、すぐに同じように購入し、おまけに性能が1段階アップしているものを購入していました。

そのつど「君のよりは性能がいいからね」とばかりいい、性能がいい分、自分のほうが仕事もできるのだと言うアピールと言うか、意地を張ることばかりしていました。

以降もその意地は変わらず、私が車を買えばそれよりも高額の車を買い、私が結婚すれば「自分の妻の方が学歴が高い」とまで言い出す始末です。

これらの「意地を張る」タイプの人間は、人を見下すことで自分の精神的安定を図るので、いじめの加害者になりえるのです。

人を見下すと言うことは、影で人をこき下ろす、何かに付けて相手を比較しては、とにかく自分優位の立場を維持しようとします。

その立場を維持するためなら、平気で人もいじめるでしょう。

このような人間には、近寄らないほうがいいのは当然です。

 

まとめ

時には反撃も必要!職場いじめに遭った時の対処法9つ

私の経験談もふまえて、職場のいじめに対する対処法や気をつけて欲しいポイントをご紹介してきました。

職場のいじめは、被害者になった人もつらいのですが、会社にとっても優秀な社員の能力を発揮できない状態にすることで、その分会社のポテンシャルを高めることができないわけですので、非常に多くのことを失っていることになるのです。

個人的には、いじめに遭っている被害者から申告があってからいじめに対処するのではなく、会社としていじめを防ぐ努力を積極的に講じて欲しいです。

社員は、それぞれにすばらしいスキルをもって入社してきていますが、そのポテンシャルを100%発揮できない、いじめられているような職場環境におくことは、会社にとっても大きな損失になるのです。

そのことを踏まえて、会社にはもっと本腰を入れて職場いじめの防止策を講じて欲しいものです。

むしろ、防止策を講じている会社こそ、入社したい会社として人気がアップしてくれることを、心から願います。


他にこんな記事も読まれています

-人間関係

Copyright© 一流のビジネスマンになれる方法【ビジネス知識・マナー・スキルアップ】 , 2018 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.