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個人年金に税金はどのぐらい?受取り方で計算方法が違うので注意!

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個人年金に税金はどのぐらい?受取り方で計算方法が違うので注意!

国民年金や厚生年金だけでは老後が不安…という場合に役に立つのが、生命保険会社などで加入することのできる個人年金です。

個人年金というのは簡単にいうと、若い現役時代に掛け金(保険料)を払っておくことで、老後に少し多くのお金を受け取れる仕組みのことです。

個人年金には単純に貯蓄としての意味合いがあるものの他に、死亡保障などが付くタイプのものもあるので「万が一に備えて保障を受けながら貯蓄もできる」商品として人気があります。

ただ、個人年金を受け取るときにも税金の問題は避けて通ることができないので注意が必要です。

ここでは個人年金を受け取る時の税金の問題について確認しておきましょう。

 

個人年金にかかる税金は、受け取り方によって計算方法が違う

個人年金に税金はどのぐらい?受取り方で計算方法が違うので注意!

個人年金の受け取り方として、一度にお金を受け取る「一時金受け取り」と、分割で受け取る「年金受け取り」の2種類を選択できます。

どちらの方法を選択するかによって税金のかかり方が変わりますので、それぞれの場合の税金の計算方法を理解しておきましょう。

個人年金を一時金で受け取る時には一時所得

個人年金に税金はどのぐらい?受取り方で計算方法が違うので注意!

一時金として個人年金を受け取る時には、「一時所得」として所得税が課税されます。

この場合の所得の計算方法は以下のようになります。

受取金額−保険料総額−50万円

例えば、1000万円のお金を受け取るために保険料を合計で800万円払ったという場合には、1000万円−800万円−50万円=150万円が一時所得ということになりますね。

この150万円を、お給料の所得などと合算して所得税を計算することになります。

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個人年金を年金で受け取る時には雑所得となる

個人年金に税金はどのぐらい?受取り方で計算方法が違うので注意!

年金の形で個人年金を受け取る場合には、「雑所得」として所得を計算します。

この場合の所得の計算方法は以下のようになります。

今年の受取金額−(保険料総額×(今年の受取金額÷総受取予定額))

例えば、今年の受取金額が100万円で、保険料総額が500万円、総受取予定額が1000万円だった場合には、今年の雑所得の金額は以下のようになります。

100万円−(500万円×(100万円÷1000万円))=50万円

この50万円を、お給料などの所得と合算し、所得税率をかけて所得税の金額を計算することになります。

なお、所得税の税率は所得が多くなるほど高くなるため、注意が必要です。

個人年金の掛け金で税金の控除を受けられる

個人年金に税金はどのぐらい?受取り方で計算方法が違うので注意!

将来的に個人年金を受け取るために支払った掛け金があるときには、最高で4万円の所得控除を受けることができます。

所得控除というのは所得税の計算上、所得から差し引きしてもらうことのできる金額のことです(所得の金額が低くなるほど税金が安くなります)

4万円の控除を受けられた場合、例えば所得税の税率が10%であった場合には4万円×10%=4000円だけ所得税が安くなることになります。

年間4000円だとそれほど大きな金額とは感じないかもしれませんが、これが20年間かけ続けるとなると合計で8万円も税金が安くなることになります。

個人年金は死亡保障を受けられて、しかも定期預金などよりも利率のよい貯蓄にもなる商品で、さらに税金まで安くなりますから上手に使えばお金を増やすのに役立つ商品と言えますね。

個人年金の税金は源泉分離課税となることもある

個人年金に税金はどのぐらい?受取り方で計算方法が違うので注意!

個人年金を受け取る時の税金の計算方法は、基本的に上で紹介させていただいた方法によって計算した所得額を、自分で確定申告して計算して納付することになります。

しかし、一定の条件を満たす個人年金の受取額については、「源泉分離課税」というかたちで税金をおさめなくなてはならないケースがあります。

源泉分離課税というのは、簡単にいうと天引きのことで、お金を受け取る時に一定額の税金を引かれた上で入金されるという形のことですね。

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源泉分離課税されるケース

個人年金に税金はどのぐらい?受取り方で計算方法が違うので注意!

例えば、1000万円の個人年金を一括で受け取れるものの、200万円だけ源泉分離課税されるというような場合には、実際にあなたの銀行口座に入ってくるお金は1000万円−200万円=800万円ということになります。

源泉分離課税のかたちで税金を納める場合には、確定申告が必要ありません。

源泉分離課税される個人年金の条件は、5年以内に満期を迎える契約の一時払養老保険などが該当します。

どのような形で課税されるかについては保険の契約時に必ず説明がありますので、これから個人年金に加入される場合には税金の扱いについては確認しておくようにしましょう。

 

まとめ

個人年金に税金はどのぐらい?受取り方で計算方法が違うので注意!

今回は、個人年金を受け取るときの税金の計算方法について簡単に解説させていただきました。

個人年金にかかる所得税は、受け取っているお給料やその他の収入の金額によっても変わってきますので、具体的な計算をするときには保険会社の資料などを見ながら慎重に行うようにしましょう。

疑問点がある場合には個人年金を運営している生命保険会社の相談窓口などに電話をするとくわしく教えてもらうことができますよ。


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